トリートメントオイルの作り方
アロマテラピーは医療行為ではないので、エッセンシャルオイル(精油)を使ってマッサージすることをトリートメントと呼んでいます。
マッサージは血行をよくし、筋肉の緊張をほぐしてリラックスさせてくれます。
精油を使ったトリートメントは、マッサージの効果に加え、精油の成分が直接皮膚から吸収され、
鼻からも香りがとり入れられるのでさらに相乗効果が得られます。
そして親しい人にしたり、してあげた場合、
心と体のふれあいを通して癒されます。
トリートメントオイルについて
トリートメントオイルの作り方は混ぜるだけなので、いたって簡単です。あとは、希釈濃度に気をつけることと、 つくったトリートメントオイルは3週間ぐらいまでに使ってしまうことでしょうか。それではトリートメントオイルを作ってみましょう。
トリートメントオイルの作り方
例 30mlのキャリアオイルの場合♪
ガラス容器にキャリアオイル(植物油)30mlを入れ、その中に精油を6滴加えます。2種類以上の精油を使うときは、あわせた滴数が6滴以下になるようにします。ガラス棒などででよくかき混ぜればできあがりです。
加える精油は、もちろん1種類でもよいのですが、トップ、ミドル、ベースノートから1種類ずつえらぶと香りに深みが増します。あまり深く考えずお好きな精油でいいと思います。
ブレンド方法の参考ページ⇒精油のブレンド(組み合わせ)方法
つくったトリートメントオイルはその場で使いきったほうがよいのですが、余ってしまったら遮光ビンにいれ冷暗所に保管してくださいね。
できれば2~3週間以内には使ってください。
作った日付をラベルに書いて貼っておくと、いつ作ったかがすぐわかるので便利です。
つくったオイルは使う前に自分の肌でパッチテストを行ってくださいね。(次ページのトリートメントのやり方参照)
希釈濃度について
キャリアオイルと精油の割合キャリアオイル(植物油)の量 | 10ml | 20ml | 30ml | 50ml |
0.5%(濃度) | 1滴 | 2滴 | 3滴 | 5滴 |
1.0%(濃度) | 2滴 | 4滴 | 6滴 | 10滴 |
精油1滴に対してキャリアオイル5mlが希釈濃度1%になります。これを覚えておくと計算が楽です。
アロマテラピーの使い方、楽しみ方
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