ベルガモット 精油(エッセンシャルオイル)
ベルガモット(Bergamot)のプロフィール | |
項目 | 特徴 |
学名 | Citrus bergamia |
おもな成分 | エステル類の酢酸リナリル モノテルペン炭化水素類のリモネン モノテルペンアルコール類のリナロール |
科名、抽出部位、方法 | ミカン科 果皮 圧搾法 |
ノート | トップノート (立ち上がりの早い香り) |
心に対する働き | 落ち込んでいるときなどに気分を明るくさせる働きがあり、不安や、うつ、ストレスをやわらげます。 |
体に対する働き | 心を落ち着ける作用もあるので不眠に役立ちます。また、ストレスが原因の食欲不振や消化不良などの症状を改善し、消化器系の機能を調整します。また、殺菌、消毒作用があるので感染症や炎症に有用です。 |
肌に対する働き | 皮脂のバランスをとる働きがあり、油脂肌やにきびや吹き出物の手入れに有用です。 |
注意事項 | ※フクロマリンという成分を含んでいて、精油の中で最も強い光毒性があるので、使用後に日光にあたらないように気をつけてください。。 ※酸化が早いので、開封後、半年以内を目安に使い切ったほうがよいです。 |
精油の使い方 | 落ち込んでいるとき、また、食欲のないときに芳香浴やアロマバスを。 特に子どもの場合はラベンダーよりも効果的な場合もあります。 |
イタリアの小都市ベルガモでこのオイルが発売されたことからこの名前がつきました。 紅茶のアールグレイの香りづけに使われることで有名ですが、オーデコロンの原料としても広く利用されています。 |
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ベルガモットはアロマテラピー検定1級対象精油です。 ☆アロマテラピー検定からみた「ベルガモット」の精油のポイント ・科名:ミカン科 ・抽出方法:圧搾法 ・フクロマリン類のベルガプテンなどの成分を含んでいるので、強い光毒性をもっている。 |
※光毒性とは 光毒性とは、おもに柑橘系の精油に含まれる成分のフロクマリン類が、紫外線に反応して、 かゆみや赤み、湿疹、しみなどの色素沈着ができることです。 光毒性が知られているものは、ベルガモット、グレープフルーツ、ビターオレンジ、ベルガモットなどです。 特にベルガモットの精油に含まれるフロクマリン類のなかのベルガプテンは強い光毒性をもっています。 ですから、外出前にこれらの精油を使うのは避けたほうがよいです。 また、精油の中の光毒性成分「フロクマリン」を取り除いた精油FCF(フロクマリンフリー)という精油も販売されています。 |
【アロマテラピー検定1級、2級の精油一覧】
イランイラン:オレンジ・スイート:カモミール・ローマン:カモミール・ジャーマン:クラリセージ:グレープフルーツ
:サイプレス:サンダルウッド(白檀):ジャスミン:ジュニパーべリー:スィートマージョラム :ゼラニウム:ティートリー(ティーツリー)
:ネロリ:パチュリ:ブラックペッパー:フランキンセンス( オリバナム/乳香 ):べチバー:ペパーミント:ベルガモット
:ベンゾイン(安息香):ミルラ(マー/没薬):メリッサ(レモンバーム):ユーカリ(ユーカリタプス):lラベンダー:レモン:レモングラス
:ローズアブソリュート:ローズオットー:ローズマリー
アロマテラピー検定1級、2級の以外の精油も載せています。
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