ネロリ 精油(エッセンシャルオイル)
ネロリ(Nerori)のプロフィール | |
項目 | 特徴 |
学名 | Citrus aurantium |
おもな成分 |
モノテルペンアルコール類のリナロール、ゲラニオール モノテルペン炭化水素類のリモネン エステル類の酢酸リナリルなど |
科名、抽出部位、方法 | ミカン科、花、水蒸気蒸留法 |
ノート | ミドルノート( ゆっくりと立ち上がる香り ) |
心に対する働き | 上品でフローラルな香りは幸福感を与えて、とても深いリラックスをもたらします。 不安や精神的なショックをやわらげ、心を鎮めます。 |
体に対する働き | 更年期や月経の前後の抑うつや不安、そしてそれに伴う不眠などに役立ちます。 心因性の性機能障害にも用いられます。 |
肌に対する働き | 新しい皮膚細胞の成長を促し、肌の弾力を回復させる働きがあるので、乾燥肌や敏感肌、 老化肌、しわ、しみ、妊娠線の予防に有用です。 |
注意事項 | ※リラックスさせる力が強いので、車の運転などの集中力が必要なときは使用をさけてください。 |
精油の使い方の例 | リラックスしたいときに。不安や心配ごとがあるとき、落ち込んでいるときに。眠れないときに。
更年期や月経の前後のイライラに。芳香浴やアロマバスを。 しわやしみが気になったり、肌にはりを持たせたいときにトリートメントを。 (例 マカデミアナッツ油9ml,月見草油1mlに2滴を加えたものを寝る前に気になる部分にぬります) トリートメントはアロマテラピーの楽しみ方、利用法を参考にしてください。 |
ネロリは、イタリアのネロラ公国のアンナ・マリア妃が愛用していたことからこの 名前がついたといわれています。 現在もオレンジフラワーウォーター(ネロリを水蒸気蒸留法で抽出するときに得られる芳香蒸留水の こと)は化粧品やオーデコロンの成分の1つとして使われています。ネロリを抽出させるオレンジ・ビターは、白い花をつける常緑樹です。 エッセンシャルオイル(精油)の抽出には、開花したばかりの花しか使えないのでコストがかかり、 とても高価な精油(エッセンシャルオイル)となっています。 同じオレンジ・ビターの葉や枝から水蒸気蒸留法で抽出されるのがプチグレンとなります。 |
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ネロリはアロマテラピー検定1級対象精油です。 ☆アロマテラピー検定からみた「ネロリ」の精油のポイント ・科名 ミカン科 ・抽出部位 花 ・ネロリとともに得られる芳香蒸留水をオレンジフラワーウォーターという。 |
【アロマテラピー検定1級、2級の精油一覧】
イランイラン:オレンジ・スイート:カモミール・ローマン:カモミール・ジャーマン:クラリセージ:グレープフルーツ
:サイプレス:サンダルウッド(白檀):ジャスミン:ジュニパーべリー:スィートマージョラム :ゼラニウム:ティートリー(ティーツリー)
:ネロリ:パチュリ:ブラックペッパー:フランキンセンス( オリバナム/乳香 ):べチバー:ペパーミント:ベルガモット
:ベンゾイン(安息香):ミルラ(マー/没薬):メリッサ(レモンバーム):ユーカリ(ユーカリタプス):ラベンダー:レモン:レモングラス
:ローズアブソリュート:ローズオットー:ローズマリー
アロマテラピー検定1級、2級の以外の精油も載せています。
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