ローズオットー(Rose otto) 精油(エッセンシャルオイル)
ローズオットー(Rose otto)のプロフィール | ||
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項目 | 特徴 |
学名 | Rosa damascena | |
おもな成分 | モノテルペンアルコール類のシトロネロール、ゲラニオール、ネロール、フェニルエチルアルコール など | |
科名、抽出部位、方法 | バラ科、花、水蒸気蒸留法 | |
ノート | ミドル~ベースノート | |
心に対する働き | ストレスや緊張をやわらげ、抑うつや自己嫌悪、孤独感、嫉妬、憎しみなどマイナスの感情を深く
いやしてくれます。 また、心を明るくさせ、自分を肯定する気持ちにさせてくれます。 |
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体に対する働き | 子宮の機能を向上させるので、女性の生殖器に働きかけ、更年期障害や月経前の不快な症状や 月経痛をやわらげます。
また、不妊の補助的な療法として使われることがあるようです。 |
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肌に対する働き | すべての肌質に向いていて、特に乾燥肌や敏感肌、老化肌に有用です。 きめを整え、はりをもたせ、炎症なども鎮めてくれます。 |
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精油の使い方の例 | 深い癒しの力があるので、落ち込んでいるときやリラックスしたいときに、アロマバス、芳香浴、トリートメント、スキンケアを。 月経の前後や更年期のトラブル、産後の抑うつにも、足浴、アロマバス、おなかにトリートメントを。クラリセージやラベンダー、ゼラニウム、カモミールローマン、などのブレンドもいいです。
ムードを出したいときに、芳香浴を。 トリートメントはアロマテラピーの楽しみ方を参考にしてくだい。 |
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ローズオットーは「香りの女王」と呼ばれていて、古くから愛されてきました。 女王の名前のとおり、女性的な領域において作用します。 バラは、日が高くなるにしたがって花弁の中の精油が揮発してしまうので、早朝からバラの花弁の 摘み取り作業を始めます。バラが70~80本でわずか1滴のオイルしかとれず、とても高価な精油として 知られています。
ローズオットーは、水蒸気蒸留法でダマスクローズ(Rosa damascena)から抽出されるもので、
ローズアブソリュートは、溶剤抽出法でキャベッジローズ(Rosa
centifolia)から抽出されるものです。 ローズオットーは気温が10度ぐらいまで下がると固まることがあります。 その時は手などであたためると液状にもどります。 ローズオットーは劣化しにくく長期間品質が安定しています。 |
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ローズオットーはアロマテラピー検定1級対象精油です。 |
【アロマテラピー検定1級、2級の精油一覧】
イランイラン:オレンジ・スイート:カモミール・ローマン:カモミール・ジャーマン:クラリセージ:グレープフルーツ
:サイプレス:サンダルウッド(白檀):ジャスミン:ジュニパーべリー:スィートマージョラム :ゼラニウム:ティートリー(ティーツリー)
:ネロリ:パチュリ:ブラックペッパー:フランキンセンス( オリバナム/乳香 ):べチバー:ペパーミント:ベルガモット
:ベンゾイン(安息香):ミルラ(マー/没薬):メリッサ(レモンバーム):ユーカリ(ユーカリタプス):ラベンダー:レモン:レモングラス
:ローズアブソリュート:ローズオットー:ローズマリー
アロマテラピー検定1級、2級の以外の精油も載せています。
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