サンダルウッド(白檀) 精油(エッセンシャルオイル)
サンダルウッド(白檀)(Sandlwood)のプロフィール | |
項目 | 特徴 |
学名 | Santalum album |
おもな成分 |
セスキテルペンアルコール類のα-サンタロール、β-サンタロール、サンテノン セスキテルペン炭化水素類のサンタレンなど |
科名、抽出部位、方法 | ビャクダン科、心材、水蒸気蒸留法 |
ノート | ベースノート (安定して持続する香り) |
心に対する働き | 深いリラックスをもたらし、神経の緊張と不安をやわらげます。 心を深く静める働きがあるので、瞑想する時に役立ちます。 |
体に対する働き |
呼吸器に対する抗炎症作用により、のどの炎症をやわらげるので、声がれやせきに有用です。 |
肌に対する働き | 肌をやわらかくして、ひきしめる効果があり、作用がおだやかなので、すべての肌質に合います。
とくに乾燥肌や老化肌、乾燥性の湿疹に役立ちます。 殺菌、消毒作用があるので、にきびなどの炎症にもよいです。 |
注意事項 | ※香り立ちは弱いのですが、香りが最後まで残るので少量づつ使うとよいです。 ※衣類につくと香りが取れにくいので、注意して使ってください。 |
精油の使い方の例 | のどの痛みやせきがとまらないときには、コップ一杯の水に1滴たらしてうがいをしたり、
足浴や半身浴、のどのあたりのトリートメントがよいです。 また、男性の汗に含まれる成分と似た物質が含まれていて、催淫作用があるともいわれます。 トリートメントはアロマテラピーの楽しみ方、利用法を参考にしてください。 |
サンダルウッド(白檀)は、インド文化において古くから親しまれてきた植物です。 インドのマイソール産のものが最も上質とされ、樹齢50~60年程の成熟した木の中心部分(心材) を水蒸気蒸留してエッセンシャルオイル(精油)が抽出されます。 この木で、家具や寺院をつくっていました。それはこの香りが気持ちを静め瞑想を助けたり、 ありなどを防ぐ防虫効果や抗菌作用があるためと考えられています。
しかし、伐採をしすぎたため、貴重な植物となってしまい、現在では精油やお香にだけ使われています。 ほとんどのエッセンシャルオイルは水に浮きますが、サンダルウッド(白檀)は沈みます。 |
|
☆アロマテラピー検定からみた「サンダルウッド(白檀)」の精油のポイント |
【アロマテラピー検定1級、2級の精油一覧】
イランイラン:オレンジ・スイート:カモミール・ローマン:カモミール・ジャーマン:クラリセージ:グレープフルーツ
:サイプレス:サンダルウッド(白檀):ジャスミン:ジュニパーべリー:スィートマージョラム :ゼラニウム:ティートリー(ティーツリー)
:ネロリ:パチュリ:ブラックペッパー:フランキンセンス( オリバナム/乳香 ):べチバー:ペパーミント:ベルガモット
:ベンゾイン(安息香):ミルラ(マー/没薬):メリッサ(レモンバーム):ユーカリ(ユーカリタプス):ラベンダー:レモン:レモングラス
:ローズアブソリュート:ローズオットー:ローズマリー
アロマテラピー検定1級、2級の以外の精油も載せています。
⇒精油(エッセンシャルオイル)の一覧のトップページにもどる
⇒アロマテラピー香りのある生活のトップページにもどる